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【ご紹介】『医療』と『モビリティ』の掛け合わせで10年後の地域医療へ新たな選択肢を!

医療MaaSなどの地域の発展や課題解決につながるモビリティサービスを開発・提供するMONET Technologies株式会社様のご紹介です。

2025.09.01
『医療』と『モビリティ』の掛け合わせで
10年後の地域医療へ新たな選択肢を!

MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)株式会社様のご紹介です。
全国約25地域に導入が進む医療MaaS(※)では、オンライン診療や相談窓口、さらには受診勧奨を行うスクリーニング事業まで地域の困りごとを新たな切り口で解決しています。

(※) MaaSとは、「Mobility as a Service」の略。自動車をはじめとする様々なモビリティの移動情報を統合、新たなサービスを生み出し、利用者に新たな付加価値をもたらし未来のまちづくりにも重要な役割を果たそうとしています。

■医療MaaS について
現在、全国的に公共交通が減退し高齢者を中心に移動格差が広がっています。
特に地方部においては医療人材の確保が喫緊の課題となっており、その対策が急務です。
医療MaaSは、患者の治療継続を支援するために通院負担を軽減し、訪問診療を行う診療所医師の効率的な診療を実現する新たな選択肢として注目されています。
また、地域特有の課題に対してもサービスが移動することで解決できないか?というチャレンジが各地域で行われており、慢性疾患を抱える高齢者だけでなく、妊産婦や中高生など、様々なユースケースが生まれております。

医療MaaSイメージ


■取組の内容について
長野県伊那市等では、2019年に医療MaaSの提供を開始し、慢性疾患を抱える高齢者を対象にしたオンライン診療を展開しています。当初は中山間地域に住む方を対象としていましたが、実証実験を通して市街地にも同様のニーズを持つ患者が多くいることが分かり、現在では居住地に関わらず幅広くご利用いただいています。
車両の中には、血圧計や体温計をはじめ遠隔聴診器や心電図計、モバイルエコーなども備えており、看護師がこれらの機器を使いサポートすることで医師は通常のオンライン診療よりも多くの情報を得てオンライン診療を実施しています。


※写真は熊本県山都町の医療MaaS事業で使用している車両です。

■医療MaaSの提供モデルのご紹介



医療モビリティを呼ぶモデルでは、医療機能が搭載された車両が患者の自宅付近まで駆けつけます。車両には看護師が同乗し、病院と車両をオンラインで接続して、病院にいる医師が看護師に適切な指示を遠隔で実施することで、医療サービスを提供します。
※長野県伊那市の事例はこのモデルとなります。



巡回診療モデルでは、公民館などの予め決められた場所に、医師が医療モビリティに乗車して訪れます。医師は診療所と同じように診察ができ、必要に応じて処方箋を発行します。薬剤師はオンラインで服薬指導をし、薬は患者の自宅に配送されます。医療サービスが十分にない地域などでも医療サービスを届けることができます。
※現行制度上、無医村地区のみで提供可能です。



検査モビリティモデルでは、疾患初期症状患者を対象に公共施設などで検査を実施することで、症状の進行度を測定することができます。車両には検査技師などが同行し、医師は病院からオンライン診療を行うこともできます。

医療MaaSによって、病院に行くことが困難な患者の治療継続が可能になります。また、医師は訪問診療時の移動時間の削減が期待でき、より多くの患者を診察することが可能になり、双方にとってメリットのある新たな選択肢の提供が可能です。

 ■お問い合わせ先
 本ページの内容の詳細は、以下のご連絡先へお気軽にお問い合わせください。
 お問い合わせフォームはこちらです
  MONET Technologies株式会社
  MaaS事業部 事業戦略室
  MONET営業推進窓口
  sales-promotion@monet-technologies.com

■MONETの会社概要

正式名称MONET Technologies株式会社
設立2018年9月28日(2019年1月23日 合弁会社化)
代表者代表取締役社長 兼 CEO 清水 繁宏
HPhttps://www.monet-technologies.com/
本社所在地東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 新東京ビル4階
主なサービス・医療MaaS
・行政MaaS(移動型行政サービス)
・オンデマンドモビリティサービス

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